影におびえる昨日、寝ていて寝返りをうつと、壁から黒いものが「にゅ~」と伸びてきました。 びっくりして起き上がりましたが、 その黒いものは見当たりません。 不思議に思いながら壁を見ながら横になるとき、 その正体がわかりました。 豆球に照らされた自分の手の影でした。 それが寝返りを打つときに、白壁に映って伸びてきたのです。 以前は、寝ていていきなり冷たい手で 顔を触られたことがあります。 そのときも「ギョッ」として飛び起きましたが、 正体は自分の手を下敷にして寝ていて 血液の流れが止まり冷たくなった状態で、 自分の顔を触ったのでした。 ちょうど感覚も麻痺していたため、 自分で触ったとわからなかったのです。 正体が判ってしまうとなんでもないのですが、 判らないうちはその影におびえてしまいます。 人生も同じです。 人間が生きて行くために必要なものは知れています。 しかし、さまざまな影におびえ、不必要なものまで 背負い込んでしまいます。 さらに、その不必要なものを守るために、 必死になっていることがある。 そんなことを考えてしまいました。 ジャンル別一覧
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